すべての始まりは、作ったみかんを「自分たちで売らなければならない」ところからでした。
なぜ?と思うかもしれません。
15年前、ぼくは機械を動かしていただけの、ごく普通の会社員でした。
それが今では、静岡県藤枝市でミツバチを飼いながら、AIやWebを使って小さな事業者さんの「伝わらない」を一緒に解決しています。
はじめまして。
うめしーこと、梅島 基(うめしま もとい)です。
「伝わる設計室」という名前で、ブログ、ホームページ、SNS、公式LINE、生成AIなどを使った情報発信や仕組みづくりをサポートしています。
でも、もともとITが得意だったわけではありません。
会社員だったぼくが、みかんを売ることになった理由
15年前のぼくは、毎朝会社へ行き、機械を動かして、仕事が終われば家に帰る。
そんな生活をしていました。
農業も、Webも、マーケティングも、当時のぼくにはほとんど関係のない世界でした。
そんなぼくが会社を辞め、実家の農業を手伝うことになります。
実家で作っていたのは、みかんです。畑に出て、みかんを作る。
最初はそれが「農業」だと思っていました。
でも、実際にやってみると、それだけではありませんでした。
作ったみかんを、どうやって売るのか。
ここを自分たちで考えなければならなかったんです。
良いみかんを作ったとしても、それを知らなければ誰も買ってくれません。
「じゃあ、どうやって知ってもらえばいいんだろう?」
チラシを配る?
営業に行く?
お店に置いてもらう?
でも、どれも自分にはしっくりきませんでした。
そもそも営業なんてしたこともない。
人に物を売る方法なんて、何も知りません。
ただ、ひとつだけ思ったことがありました。
「インターネットなら、自分でも何かできるかもしれない。」
そこから、自分で調べ始めました。
ブログを立ち上げました。
ホームページを作りました。
Instagramを始めました。
公式LINEも導入しました。
誰かに全部教えてもらったわけではありません。
分からなければ検索して、やってみる。
失敗したら、また調べる。それの繰り返しでした。
でも、作っただけでは何も起きませんでした
- ホームページを作れば見てもらえる。
- SNSに投稿すれば誰かが反応してくれる。
- ブログを書けば読んでもらえる。
最初は、どこかでそんなふうに思っていました。
でも実際には、投稿しても、ほとんど反応がない。
時間をかけて記事を書いても、読まれない。
伝えたいことはあるのに、届かない。
「ちゃんと説明しているのに、なんで伝わらないんだろう。」「良いものを作っているだけじゃダメなのか。」
そんなことを考えるようになりました。
だから、今度は「作り方」ではなく、「どうしたら人に伝わるのか」を勉強するようになりました。
- 文章の書き方。
- ブログ。
- SNS。
- マーケティング。
人が何を見て、何を感じ、なぜ行動するのか。
そして、ストーリー。
少しずつ試していくうちに、反応が変わり始めました。
「伝える」ではなく、「伝わる」を考えるようになった
- ブログは月間最高35,000PVまで読まれるようになりました。
- Instagramでは、フォロワー200人ほどのアカウントから投稿したリールが800万回以上再生されました。
- Threadsでも、ミツバチや蜂蜜について発信することで、多くの方にフォローしていただけるようになりました。
- 養蜂について書いた記事がSmartNewsに掲載されたこともあります。
でも、こうした数字以上に大きかったのは、「良いものを作る」と「その良さが伝わる」は、まったく別のことなんだ。と実感したことでした。
これは、みかんでも、蜂蜜でも同じでした。
そしてたぶん、小さなお店や会社、一人で事業をしている人も同じなんじゃないか。
良い商品がある。
技術もある。
お客さんのために一生懸命やっている。
でも、「それをどう伝えたらいいのか分からない。」
そこで止まっている人は、たくさんいると思いました。
生成AIがやってきた
そして、ChatGPTをはじめとする生成AIが登場しました。
初めて使ったとき、「これなら、今まで何時間もかかっていたことが変わるかもしれない。と思いました。
- 文章を書く。
- アイデアを整理する。
- ブログを作る。
- SNSの投稿を考える。
- ホームページを作る。
今まで一人で時間をかけてやっていたことを、AIと一緒にできるようになりました。
一方で、使い続けていると別のことにも気付きました。
AIを使えば、自動的に「伝わる」わけではありません。
- 何を伝えるのか。
- 誰に伝えるのか。
- その人には、どんな経験があるのか。
- なぜ、この商品を作っているのか。
そこがなければ、AIが作るのは「それっぽい文章」で終わってしまいます。
だからぼくは、人にしかない経験や想いと、AIやWebの力を組み合わせたい。と考えるようになりました。
その想いを、伝わる形へ。
これが「伝わる設計室」の原点です。
ぼく自身、何も分からないところからブログを始め、
ホームページを作り、
SNSを使い、
LINEを使い、
そして今はAIを使っています。
だから、伝わる設計室は、「AIの使い方を教える場所」だけにはしたくありません。
あなたが、誰に、何を届けたいのか。
そこから一緒に考えます。
そのうえで必要なら、ブログを使う。SNSを使う。ホームページを作る。LINEを使う。AIを使う。
ツールから考えるのではなく、「どうすれば、その想いが相手に伝わるのか」から考える。
それが、伝わる設計室です。
